トラブルが増加中のサブリース

30年保証の宣伝でおなじみのサブリースですが、トラブルが増加していて社会問題にもなっています。

正確には、大家さんと不動産会社などがかわす一括借り上げ契約が先にあって、その後に不動産会社などと入居者がかわすサブリース契約があります。しかし、一般的にはこれらをまとめてサブリースと呼ぶことが多いです。家賃の回収・入居者への説明から契約・クレーム対応・掃除や修繕などほぼすべてのことを不動産会社が行ってくれるので、オーナーはほとんどなにもしなくていいというのが特徴です。その上に、家賃が保証されるのですから、それだけ見るととてもおいしい話に見えます。

ところが、サブリース契約には問題点があることが確認されました。30年保証などと謳われていますが、実際には2年~3年程度のサイクルで家賃の見直しが行われます。契約更新時に大幅に家賃が下げられるというトラブルなどが起きています。大幅に家賃が下げられたらローンが返済できなくなるなど、オーナーにとっては痛手です。また、サブリース契約の家賃は満室時の80%前後が相場です。いつも満室になるような都心部の人気の物件では損をするでしょう。

かといって空き室リスクが高い地方の物件などでは、契約更新時に大幅に家賃が下げられてしまうことがあります。家賃の値下げに納得できないからと契約を終了させると、空き室だらけの物件が戻ってくることも。その上、オーナー側の都合で契約を終了させると違約金がかかることも多いので注意が必要です。このように、人気の物件ではあまりメリットはなく、地方の物件では家賃の値下げが怖いというリスクがあるのです。

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