サブリースについての解説

サブリースとは、土地のオーナーがその土地に持つ物件を別の業者に貸し、賃貸業を代行してもらう業態です。

オーナーは賃貸業を代行するサブリース会社から、部屋の賃料から手数料を差し引いた分の賃料を受け取ります。この方法によってオーナー側は賃貸業の運営ノウハウが無くとも物件の賃貸を行うことができます。しかし本業態形式には問題点が多々あり、社会問題となっています。その例としてまず上げられるのが賃貸料保証期間の不履行です。サブリース会社はオーナーに対して物件の入居料金を一定期間保証すると言って契約を行うことがあります。

しかしこの約束を法的にサブリース会社が守る必要がなく、実質的に有効にはなりません。その結果、賃料が期間内に減額されてしまい、オーナーの受け取れる収入が減少してしまう可能性があります。もう一つの大きな問題は、代行を行う条件として地主に新たに物件を建設させる事です。オーナーはその建築代金を賃料で取り返さなくてはならず、もしも賃料の減額があった場合はローンや維持費を支払いきれず物件を手放さざるを得なくなることがあります。

そして、物件を手放してもなお建築代金を支払いきれず多額の借金を背負うことになってしまうことがあります。こういったリスクについてしっかり説明を行わずに契約をおこなう業者が後をたたず、社会問題となっているのが現状です。国はこの問題に対して規程の改正等で対応を行ってきましたが一向に解決せず、2020年には対策法案が提出されています。この現状から、賃貸の代行を検討する土地のオーナーはかなり慎重に業者を選択する必要があるということになります。

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